ゆずぐみの子どもたちの室内でのあそび
ピックアップ2018年03月13日
最近の子どもたちのあそびを見ていると「〇〇みたい」という言葉をよく聞きます。
一人がブランケットを首に巻き、スカートをはきバックを持ってお出かけしていました。
それをみたほかの子が「ママみたい」と言って同じようにおしゃれをして後に続きます。
手作りのスカートやスリッパは着たり脱いだりが容易にできます。
思い通りに扱えるためストレスなく遊べます。
さっきまで履いていたスリッパを手にはめ窓のお掃除が始まりました。
一人が始めるとほかの子どもも同じことを始めます。
指にカラーホースをはめて「がおぉ~!バクリッ!」と手を動かします。
それをみた子が「こわーい!かいじゅうみたい!!」と逃げ出します。
いろは積み木にフェルトを巻いて「おにぎり、食べて」とおにぎりを作ってくれました。
みんなそれぞれイメージしたものを身近なものを使って表現しています。
このようなあそびを繰り返すことで創造力が育つと考えています。
段ボールで作った押し箱。箱の中に出入りしたり押したりすることで、足腰の筋力が育っていきます。箱の中に、お気に入りのおもちゃを集め入れて運んでいます。
段ボールに穴をあけた落とし箱。1歳頃の子どもは入れたり出したり落としたりが大好きなので、棚からおもちゃをひっぱり出してきては繰り返し飽きることなく遊んでいます。色々なものを穴に入れる事で、穴に入るものと入らないものがあることに気が付きます。試行錯誤しながら学習しているのですね。次々と穴から物をおとしては箱の中を覗き込んだりして余韻を楽しんだりしています。
この時期の子どもたちは身近な大人が何をどのように使っているのかもよく観察していてそれを真似したりしながらあそびのイメージにつなげていきます。
子どもたちの世界観が壊されないような行動や声掛けができるよう気を付けていきたいと思っています。